ここでは「ご愛顧を賜わりますよう」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご愛顧を賜わりますよう」とは?
「ご愛顧を賜わりますよう」は、このように使う側が販売している商品や提供を行っているサービス類、またはその会社自体に対し、贔屓にしてもらえるようにお願いしたいという意味で用いられます。
定型的に使われている表現で、「これからも弊社製品をご愛顧を賜わりますよう、お願いいたします」のような文章にして文末で使われており、それまでの内容の締めになります。
表現としての性質から、BtoCの場面で使われることも多く、その場合にはエンドユーザーが相手になると考えていいでしょう。
「ご愛顧を賜わりますよう」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご愛顧を賜わりますよう」は、先のようにBtoCでよく用いられている表現です。
ビジネスシーンでは他社に対する挨拶で、「これからも弊社にご愛顧を賜わりますよう〜」などと使われており、販売する製品や提供しているサービス類に対してではなく、そういった用い方が多く見られます。
どちらにせよ、定型的に使っていることに変わりはなく、特に何かに対する謝罪を述べる文章の締めに適しているため、その文末ではおなじみの表現で、表現的に少し崩した「ご愛顧くださいますよう」としても同様に使うことができます。
「ご愛顧を賜わりますよう」を使った例文
・『今後も弊社サービスをご愛顧を賜わりますよう、よろしくお願いいたします』
・『本年も引き続き弊社にご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます』
「ご愛顧を賜わりますよう」の類語や言い替え
・『ご愛顧のほど』
崩して「ご愛顧くださいますよう」としても同じように使えると書きましたが、もっと短くしたこの「ご愛顧のほど」としてもほとんど一緒です。
よって、「ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします」のように言い替えに使うことができ、いずれも文章でのみ用いることができる表現です。
まとめ
「ご愛顧を賜わりますよう」は、文章の締めとして、使った側の会社自体や販売する製品などを贔屓にしてもらいたいと考えて使う表現になります。
ビジネスシーンやBtoCにおける定型表現になり、この後には「お願いいたします」のように続けて用いるのが通例です。
