お客様に対する意見について、述べたい時もあるもの。
「ご意見をいただきました」の使い方を見ていきましょう。
「ご意見をいただきました」とは?
この場合の「ご意見」とは、顧客やお客様の声をいいます。
商品やサービスに対する感想、そして耳が痛いクレームも含まれています。
また「いただく」は「もらう」の謙譲語としての役割があります。
「お客様から、このような話がありました」という意味合いが込められています。
「ご意見をいただきました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
お客様と触れ合う機会があると、会社にいる時には分からなかった生の声が聞こえてくることがあります。
「この商品を使ってみて、本当に良かった」という明るい声もあれば「値上がりして、買いにくくなった」など胸がいたい意見もあるかもしれません。
いずれにしてもお客様の声は、これからの商品開発やサービスの改善につながる素晴らしい宝物です。
同僚や上の人にあげて、業務改善に結びつけていきましょう。
「ご意見をいただきました」は社内ミーティング等で「お客様からこのようなご意見が出ています」と上役に伝える言い方です。
ただこの文のみだと、ただの伝達ロボットになってしまうリスクも。
その声を聴いて自分自身はどのように思いどう改善したらいいと思うのか、具体的な意見や提案も伝えていくといいでしょう。
せっかくの貴重な声が無駄にならないよう、意味あるものへあなたの力で整えてみてください。
「ご意見をいただきました」を使った例文
・『店頭販売の際に、お客様から貴重なご意見をいただきました』
・『営業先で〇〇様から、下記のご意見をいただきました』
「ご意見をいただきました」の類語や言い替え
似ている言い方に「貴重なご意見、誠にありがとうございます」があります。
お客様と直接やり取りしていて、クレームや批判を受けた時の返しとして使えます。
きつい言葉を受けると返す言葉に困ってしまいますが、そういう時ほど大人のゆとりを見せていきましょう。
また言い替えの表現に「ご意見を頂戴しました」が挙げられます。
まとめ
「ご意見をいただきました」をお伝えしました。
適切な言い回しを知っておくと、敬語のスペシャリストになれます。
敬語力を磨いて、同僚に大きく差をつけましょう。