ここでは「ご参加いただきまして」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご参加いただきまして」とは?
「ご参加いただきまして」は、何かに参加してもらって、という意味になります。
このように使うからには、その催事や会合などを開催した側、または招待をした時に用いると考えてよく、それに参加してもらったことへのお礼に使われるのが通例です。
よって、「この度は弊社主催のイベントにご参加いただきまして、誠にありがとうございました」のような使い方になり、事後にメールでこのように伝えるという場合が多いです。
丁寧な表現のため、口語には向いておらず、そのような文章にして用いられています。
「ご参加いただきまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご参加いただきまして」は、少し縮めた形の「ご参加いただき」という使い方をされることも多いです。
そちらにしても崩しているという訳ではなく、他社に対して用いることもできます。
そちらの方が仰々しくならないことから、この「ご参加いただきまして」より見掛けることが多いですが、後に続ける文言によっては元の表現の方が適している場合があります。
それは、「ご参加いただきまして、誠に感謝しております」などとそちらも丁寧にする場合で、そのバランスを見て「ご参加いただき」と使い分けるといいでしょう。
「ご参加いただきまして」を使った例文
・『先日は会合にご参加いただきまして、ありがとうございました。次回の開催は来月中に予定しております』
・『本日はご参加いただきまして、ありがとうございます。ゆっくりとお楽しみいただければと思います』
「ご参加いただきまして」の類語や言い替え
・『ご参加くださいまして』
このように後ろを変えて用いてもよく、意味が変わることはありません。
こちらも丁寧な敬語表現ながら、「〜いただきまして」でも他社を含めて問題なく用いることができるので、無理にこのように言い替えることはなく、同義語になると考えていいでしょう。
まとめ
「ご参加いただきまして」は、主催した何かに、または招待したそれに参加してもらったことへのお礼として使われる表現です。
この後に「ありがとうございました」などと続けて文章にして、その感謝を伝えるために用いられます。