「ご健康にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご健康にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください」とは?
これは、健康に十分に注意して過ごしてほしいと伝える言葉です。
「健康」を「ご健康」にすると、相手への敬意を表した形になります。
そして「くれぐれも」は、万が一のことが無いようにする様子を表した言葉なのです。
また、「お気を付けて」は「注意して」を意味します。
ここでは接頭語により、丁寧な言葉遣いにしているのです。
さらに「お過ごしください」は「過ごしてくれ」を尊敬語にしたものになっています。
このようにすると、「過ごす」という行為を、相手に求めるような表現になるのです。
これらのことから、この言葉が健康に十分に注意して過ごしてほしいと伝えるものだと分かるのです。
「ご健康にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、恩師に手紙を書いたとします。
そして、健康に注意して過ごしてほしいと、伝えることにしたのです。
このようなケースで、「大変寒くなって参りましたので、ご健康にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください」と伝えるとよいでしょう。
これにより、健康に注意して過ごしてほしいことを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「お気を付けてお過ごしください」の表現方法に注意するべきです。
これは「気を付けて過ごしてください」に変更できます。
また、「注意してお過ごしいただきたい」に変更する方法もあるのです。
このように、同じような内容を、少し違う形で表現できます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「ご健康にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください」を使った例文
例文のように、前段に加える言葉次第で、それぞれ異なる印象の表現にできるのです。
・『今後も、ご健康にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください』
・『寒くなってきたので、ご健康にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください』
・『体が資本と申しますので、ご健康にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください』
「ご健康にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「ご健康にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください」の類似表現
たとえば、「ご健康には重々お気を付けてお過ごしください」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「ご健康にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「ご健康にはくれぐれもお気を付けて過ごしてください」に言い換えできます。
まとめ
このように、健康に十分に注意して過ごしてほしいと伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
