「ご不快な思いをさせてしまいましたら」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご不快な思いをさせてしまいましたら」とは? ビジネス用語

「ご不快な思いをさせてしまいましたら」とは?

ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。

「ご不快な思いをさせてしまいましたら」とは?

「ご不快な思いをさせてしまいましたら」とは、こちら側の不手際で相手に不快な思いをさせてしまった可能性がある場合に使用できるお詫びの言葉です。

「ご不快な思い」とは「嫌な思い」「不愉快」と言う意味で、仮定の「させてしまいましたら」と組み合わせて「もしあなたに嫌な思いをさせてしまっていたら」という意味になります。

あくまで仮定の言い回しですので、明確にこちら側に非がある場合は責任の所在を明確にするため「ご不快な思いをさせてしまい」「ご迷惑をおかけし」のように断言した表現を使用するのが一般的です。

「ご不快な思いをさせてしまいましたら」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

それでは、ビジネスで「ご不快な思いをさせてしまいましたら」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。

たとえば、あなたの会社のホームページがシステムトラブルでしばらく閲覧できない状態だったとします。

復旧後、ホームページに「〇月〇日、17時頃より一時ホームページが閲覧できなくなっておりました。

該当時間にご利用できず、ご不快な思いをさせてしまいましたら誠に申し訳ございません」
のように謝罪の言葉を表示すると誠意とお詫びの気持ちが伝わります。

「ご不快な思いをさせてしまいましたら」を使った例文

・『先ほどの発言についてご不快な思いをさせてしまいましたらお詫び申し上げます』
・『不勉強につき、ご不快な思いをさせてしまいましたら恐縮です』
・『準備が行き届かず、ご不快な思いをさせてしまいましたら誠に申し訳ございません』

「ご不快な思いをさせてしまいましたら」の類語や敬語での言いかえ

たとえば「ご不快の念をおかけしてしまいましたら」「不愉快な思いをさせてしまいましたら」などに言いかえできます。

また語尾には「誠に申し訳ございません」「心から陳謝いたします」「謹んでお詫び申し上げます」などといった謝罪の言葉を続けると良いでしょう。

まとめ

このように「ご不快な思いをさせてしまいましたら」は、こちら側の不手際で相手に不快な思いをさせてしまった可能性がある場合に使用できるお詫びの言葉です。

ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。

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