「ぐうかわ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ぐうかわ」とは? 言葉の意味

ネット上で使われている言葉として「ぐうかわ」というものがあります。

この言葉はどのような意味で使われているのでしょうか。

今回は、「ぐうかわ」の意味と類似表現について解説します。

「ぐうかわ」とは?意味

「ぐうかわ」とは、「ぐうの音も出ないほどかわいい」という意味で使われているネットスラングです。

「ぐうかわ」の概要

「かわいい」は世界に新たな価値観を示した日本初の言葉です。

英語ではかっこよさやイケてる感じを表す「cool」という単語がありますが愛らしさやはかなげで守りたくなるさまを表す「かわいい」に相当する単語はありません。

極論するとマッチョとクールしか価値観がないとも言われるアメリカや成熟が尊ばれるヨーロッパにおいて未熟な幼さに価値を見出すという発想そのものがなく、日本生まれの感情「かわいい」は新たな価値観として主にサブカルチャーを中心に世界に広まります。

「ぐうかわ」「かわいい」を意味する言葉の一種です。

「ぐうかわ」は略語であり正確には「ぐうの音も出ないほどかわいい」つまり「なにも言うことができなくなるほど正当なかわいさが感じられる様子」を意味する言葉です。

一口に「かわいい」といっても種類や程度はさまざまですちょっと目を引かれる程度から心が震えるほどのかわいさまで、より細かく説明するには可愛いを細分化する必要があります。

「ぐうかわ」はありふれた言葉の「かわいい」に特別な価値観を含ませた表現です。

言葉に詰まり一言も反論できないほど圧倒されることを指す言葉として「ぐうの音も出ない」という感用区があります。

反論の言葉がまったく出なかったり言葉に詰まって返せなくかったりする様子を表す言葉ですが、重要なのは言葉が詰まってしまう理由です。

人は圧倒されると言葉が詰まってしまうものです。

一般的に「ぐうの音も出ない」というのは正しさや主張の確かさなどに押されて反論できない様子を表す言葉として使われますが、圧倒的な価値があるものを前にして言葉が出ない様子を指す言葉としても使われます。

「ぐうかわ」「ぐうの音も出ないほどかわいい」とは「かわいさを前にして言葉に詰まる」つまり「言葉をつまらせるくらいのかわいさがある」というとてつもない可愛さを示す言葉です。

「ぐうかわ」の言葉の使い方や使われ方

・『猫のアカチャンぐうかわ』
・『ぐうかわすぎてごめんなさい』
・『赤ちゃんのよちよち歩きはぐうかわだな』
・『ぐうかわなイラスト』

「ぐうかわ」の類語や言いかえ

・ばりかわ
「バリバリにかわいい」という意味の言葉です。

「バリバリ働く」「バリバリの現役」などエネルギーに溢れている様子を指す「バリバリ」「かわいい」が合わさってつくられたスラングで見ているだけで可愛らしさが十分伝わってくるほどの程度を超えたかわいらしさを意味します。

・ぐう畜
「ぐうの音も出ないほどの畜生」を意味する言葉です。

一切の容赦がないほど圧倒的な実力を示すスポーツ選手などを指す言葉です。

「ぐう○○」という表現はいろいろありますが元々は「ぐう畜」が始まりであり派生する形で色々な言葉に広まっています。

まとめ

「ぐうかわ」「かわいい」の中でも最上級に近い表現です。

赤ちゃんや動物など誰が見てもかわいいと言われる存在に対してのみ使われるものであり少しかわいい程度では使いません。

SNSなどでも使われる言葉なので意味を知っておきましょう。

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