この記事では、「くれる」と「もらう」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「くれる」とは?
こちら側から物をあげたいと思うとき使う言葉が「くれる」です。
とても軽い口調の言い方であり、好意がある人に対してあげるという気持ちを込めて伝える言葉になります。
あげるのではなく、自分のことを気にかけてくれる人であったり、物をくれた人にお礼する気持ちを込めて伝える言葉です。
使い方としては、「桃をくれる」といえば親しみを込めて友人や知り合いに伝えます。
「もらう」とは?
人から物をただで受け取る行為を「もらう」といいます。
相手からのご厚意に対して感謝の気持ちを持って受け取るのです。
例えば、いつもやり取りしている人に「紅茶をもらう」というように、自分が好きな物をくれた行為を指します。
また、「景品をもらう」といった使い方して、自分が参加した記念として運営会社から物を受け取ったと伝えるのです。
「くれる」と「もらう」の違い
ここでは「くれる」と「もらう」の違いを、分かりやすく解説します。
興味がある人に対して近づきたいという気持ちを込めて、物を渡す行為を「くれる」といいます。
相手に特別な気持ちがあるとき、親しみを込めて「苺くれる」と伝えて気軽に物を渡すのです。
もう一方の「もらう」は人から物を受け取る行為を指し、ただで貰えるものを指します。
「先輩から食器をもらう」とただで頂ける物を渡されたことを軽い口調で表すわけです。
「くれる」の例文
・『部活の先輩が履いていた靴をくれると言うので、受け取った』
・『上司がくれる筆記用具は書きやすく、文字がきれいに書ける』
「もらう」の例文
・『子ども会に参加してもらう手帳が使いやすくて手放せない』
・『ゴミ袋をもらうと、落ちている空き瓶を積極的に拾いたくなる』
まとめ
正反対の意味を持つ言葉を取り上げました。
どのような行為を指すかに目を向けて、どういった場面で使うか学んで使い分けてみるといいでしょう。