「お話を聞く限りですと」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お話を聞く限りですと」とは? ビジネス用語

この記事では「お話を聞く限りですと」について解説をします。

「お話を聞く限りですと」とは?意味

話を聞いたところでは、という意味です。

「お話」「話」を相手を敬っていう語です。

名詞に「お」をつけると尊敬の意になります。

「聞く」は耳に入れる、耳を傾けるという意味です。

「限り」は、ある範囲の内を意味します。

「です」「だ」「である」の丁寧な表現です。

「お話を聞く限りですと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話を聞いた限りではこのように判断します、といった場面で使用をします。

自社製品への問い合わせのことで説明をします。

商品を購入した取引先から、製品に不具合があると問い合わせをもらいました。

実際に不具合のでた製品を見ていませんが、電話で話を聞いたところでは、部品の劣化が不具合の原因だと考えられます。

話を聞いてそのように判断しました。

しかし、実際に製品を見ていないので断定はできません。

このような場面で、「〜部品の劣化が考えられます」のように述べます。

自分自身が見たり触ったりなどはしておらず、話を聞いてある事柄を判断したときに用いるものです。

自分が目にしたり、触ってみたりなど、話を聞く以外の事柄をしている場合には使用しません。

話を聞いただけでは判断が難しい場合があります。

そのようなときには、実際に自分でそのものを見てみるとよいでしょう。

話を聞くよりも見た方が、そのものの状態がよくわかります。

「お話を聞く限りですと」を使った例文

・『お話を聞く限りですと、大きな問題はないように思われます』

「お話を聞く限りですと」の返答や返信

この後に考えが述べられるはずです。

たとえば、ある製品の調子が悪いと伝えて、このようなことが原因と考えられますと答えをもらったとします。

原因が特定できて自分で修理できるなら、修理をしてみるとよいでしょう。

相手に直してもらいたいときは修理を依頼します。

あるものに対する自分の考えを述べているときは、相手の考えはこうなのだと話を聞いておくとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、話を聞いて判断をしたときに用いるものです。

実際に自分は見ておらず、聞いた内容から判断をするときにこのような表現をします。

話だけではわからないこともあるので、必要ならば自分で見たり、やってみたりするとよいでしょう。

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