この記事では「お立ち寄りいただきありがとうございます」について解説をします。
「お立ち寄りいただきありがとうございます」とは?意味
ある場所に行く途中についでに訪れてくれたことへのお礼の言葉です。
「お立ち寄りいただき」は、立ち寄ることを敬意を表す言い方にしています。
「お〜いただく」で、相手にある事柄をしてもらうことをへりくだっていう形になっています。
「立ち寄る」は、目的の場所に行く途中についでに訪れるという意味です。
立ち寄った先が目的の場所なのではありません。
「ありがとう」はお礼を伝えるときに用いる言葉です。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語になります。
「お立ち寄りいただきありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側の会社や自宅などに人が訪れてくれたときに用います。
その人はある場所に行く途中だったのですが、その途中で訪れてくれています。
本来の目的地が話し手側の会社や自宅などである場合は、「お立ち寄り」という言葉は使いません。
「立ち寄る」は、目的の場所に行く途中についでに訪れるという意味です。
ついでではないときは「お立ち寄り」とはいわないのです。
ついでではないときは「お越しいただき」とします。
「お越し」は「行くこと」「来ること」の意の尊敬語です。
ついでであっても、わざわざ来てくれているので、そのことへお礼を述べることが望ましいです。
来るために時間を使ってくれているので感謝を伝えましょう。
「お立ち寄りいただきありがとうございます」を使った例文
・『お忙しいにもかかわらず、お立ち寄りいただきありがとうございます』
「お立ち寄りいただきありがとうございます」の返答や返信
立ち寄った先であいさつをします。
そして、立ち寄った目的を果たしましょう。
どこかへ行く途中だったので、相手のいる場所に長くとどまれないこともあると思います。
長くとどまれない場合はそのことを伝えて、すぐに失礼させてもらいます。
長居をすると迷惑となることもあるので、相手の事情も考えましょう。
まとめ
この言葉は、訪れてくれた人へ感謝を伝えるものです。
本来の目的地ではなく、ある場所に行く途中についでに訪れてくれたときに使うものである点に気をつけてください。
