「お断りせざるを得ない状況です」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お断りせざるを得ない状況です」とは? ビジネス用語

この記事では「お断りせざるを得ない状況です」について解説をします。

「お断りせざるを得ない状況です」とは?意味

応じることができない状況です、という意味です。

「お断り」は、「断る」を敬意を表す表現にしたものです。

「断る」には、相手からの頼みなどを受け入れられないと伝えるという意味があります。

「お」は動詞の連用形について、その下に「する」を添えた形で、謙譲の意を表し、相手に対して尊敬の意を表します。

「断る」の連用形が「断り」です。

「せ」は動作や行為を行うという意味の「する」を指します。

「ざるを得ない」は、やむを得ず~する、~しないわけにはいかないという意味です。

「状況」は、変化をしていく物事のそのときどきの様子を意味します。

「お断りせざるを得ない状況です」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、やむを得ず相手からの申し出を断るときに使用をします。

ホテルの予約のことで説明をします。

もうすぐ旅行シーズンです。

このホテルも多くの旅行者が利用をする予定で、うれしいことにたくさんの予約が入っていて、すでに予約はいっぱいです。

そのような状態のときに、新たな予約の申し込みがありました。

しかし、すでに部屋は埋まっており、新たな予約を取ることはできません。

本当は予約を入れたいところですが、どうしてもそれはできない状況です。

この状況を伝えて断るときに、「お断りせざるを~」を使用します。

「断る」とだけ伝えても相手は納得してくれないので、断る理由も伝えが方がよいでしょう。

やむを得ない事情を理解してくれれば、断られることにも納得をしてくれるはずです。

また、断ることで相手に迷惑をかけるので、謝罪の言葉を伝えるのが望ましいです。

「お断りせざるを得ない状況です」を使った例文

・『申し訳ありませんが、お断りせざるを得ない状況です』

「お断りせざるを得ない状況です」の返答や返信例

本当は要望を受け入れたいところですが、どうしてもそれができない状況です。

そのため、この場合は要望を通すことは諦めることになるでしょう。

無理に要望を通そうとしても、それは無理です。

相手に迷惑をかけるだけです。

何かの予約の場合だと、キャンセル待ちという選択もあります。

予約を取れるとは限りませんが、キャンセル待ちにしておいてもらうことで、予約を取れる可能性が少しは出てきます。

まとめ

この言葉は、どうしても断らないといけないときに用います。

本当は相手の要望を受け入れたいけれど、状況によってはそれができないときがあります。

そのやむを得ない事情をくみ取って欲しいときに、このような言葉を使って断ります。

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