「簡略」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「簡略」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「簡略」の対義語
「簡略」(かんりゃく)の対義語は「煩雑」(はんざつ)です。
「簡略」という言葉は、「簡潔に短く略しているさま」を意味しています。
「簡略」は、「文章・手続きなどが簡単であり短い時間で済ませられる」といった意味のニュアンスを持っています。
「簡略」とは反対の意味を持っている対義語が「煩雑」になります。
「煩雑」という言葉は、「物事や方法がこみ入っていて面倒くさいこと」を意味しています。
「煩雑」には、「ごちゃごちゃしていて簡単には済ませられない」のニュアンスがあります。
「簡略」を連想する対義語(反対語)
「簡略」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「冗長」【じょうちょう】
「冗長」という言葉は、「必要以上に文章・表現などが長たらしくて理解しづらいさま」を意味しています。
「冗長」には、「本質・本題以外の無駄な部分が多くて長々しくなっている」という意味のニュアンスがあります。
「簡略」の意味は、「簡単かつ短くまとめていること」です。
二つの言葉の意味の違いから、「冗長」は「簡略」を連想させる反対語として挙げることができるのです。
「過剰」【かじょう】
「簡略」の言葉には、「余計で過剰なものがなくてシンプルにまとめられている」といった意味合いがあります。
それに対して、「過剰」というのは「必要以上に多すぎたりやりすぎたりしているさま」を意味している言葉になります。
「過剰」には「無駄なものや部分が多すぎて余る」のニュアンスもあります。
これらの意味から、「過剰」は「簡略」とは正反対の意味を持っている対義語になっています。
「丁寧」【ていねい】
「簡略」には、「形式や礼儀作法を守って丁寧に仕上げる」といった意味合いはありません。
「丁寧」というのは、「簡潔・雑にしすぎず、相手に気持ちが伝わるように細かな部分までしっかりやる」を示唆している言葉になります。
「丁寧」の言葉は、「簡略」の持っている「手短・簡単・手軽な状態や方法にする」とは反対の意味を持っている反対語なのです。
まとめ
「簡略」と反対の意味を持つ対義語は「煩雑」になります。
この記事では「簡略」と「煩雑」の意味を解説して、「簡略」を連想させる対義語(反対語)として「冗長・過剰・丁寧」を紹介しました。
「簡略」の対義語・反対語について詳しく調べたいときは、この記事を参考にしてください。
