この記事では「相違ないかご確認ください」について解説をします。
「相違ないかご確認ください」とは?意味
違いがないか確かめてください、という意味です。
「相違」は複数のものを比べたときに違いがあることをいいます。
「ない」は打消しの意味です。
「相違ない」という場合は、違いがないという意味になります。
「ご確認」は「確認」を敬意を表す言い方にしたものです。
「ご」を他人の行為を表す言葉につけて、その行為をする人に敬意を表しています。
「ください」は、ある事柄をするように相手に求める意です。
「相違ないかご確認ください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、二つの事柄の間に違いがないかをはっきりさせて欲しいときに使用をします。
何かが違っていれば不都合が生じる可能性があるので、違いがないか確認をしてもらうことは大切です。
たとえば、自分が認識しているものと、相手が認識しているものの間に違いがあると、「こんなはずではなかった」という事態になる可能性があります。
物事を完了してから相違に気がついて修正をするよりも、物事をはじめる前に相違がないか確かめておくことの方が簡単です。
物事をはじめる前に確認をしてもらうことなら、一言お願いするだけで済みます。
一方、完了してから修正をする場合は、物事を最初からやり直さなければならないかもしれません。
後から修正をすることが難しい場合があるので、物事をはじめる前に相違がないか確かめてもらうとよいでしょう。
「ください」は命令のように聞こえることもある言葉ですが、この場合は「ください」を使うのが適切です。
それをしてもらわないと困るからです。
これを「〜くださいますか」と問いかけの形にすると、柔らかく伝えることができますが、「やってもやらなくてもよい」と受け取られる可能性があります。
「相違ないかご確認ください」を使った例文
・『お手数をおかけしますが、相違ないかご確認ください』
「相違ないかご確認ください」の返答や返信例
違いがないか確かめるように求められているので、その事柄が正しいかを確認してください。
確認後には、どうであったのかを伝えます。
違いがあれば伝える必要がありますが、違いがない場合でも確認をしたということを伝えておきましょう。
まとめ
この言葉は、ある事柄に違いがないかをはっきりさせて欲しいときに用いるものです。
違っていては不都合が生じてしまうので、確認をお願いしましょう。
