「不備」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「不備」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「不備」の対義語
「不備」(ふび)の対義語は「完備」(かんび)です。
「不備」という言葉は、「必要なものが備わっていないこと」を意味しています。
「不備」という言葉には、「ある物事をするために必要なものが完全にそろっていない」といった意味のニュアンスがあります。
また「文章表現が不十分である」の意味も持っています。
「不備」と反対の意味を持つ対義語が「完備」です。
「完備」という言葉の意味は、「要るものが完全に備わっているさま」になります。
「不備」を連想する対義語(反対語)
「不備」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「準備」【じゅんび】
「準備」という言葉は、「必要なそろえるなどしてあらかじめ用意しておくこと」を意味しています。
「準備」というのは、「ある仕事をするに当たって、後で困らないように事前に備えておく」といった意味のニュアンスを持っている言葉なのです。
「不備」は「前もって十分に備えておらず必要なものが足りないこと」を示唆しています。
その意味から、「準備」は「不備」を思い出させる対義語といえるのです。
「常備」【じょうび】
「常備」というのは、「そのモノが必要になったときのために、常に備えておくこと」を意味している言葉です。
「常備」という言葉には、「常に準備しているので、必要なものがなくて困ることがない」といったニュアンスがあります。
反対に「不備」の言葉は、「必要なものが常に備えられている状態にない」のニュアンスを持っています。
その意味の違いから、「常備」は「不備」の反対語になるのです。
「万全の備え」【ばんぜんのそなえ】
「万全の備え」という言葉の意味は、「何があっても問題が起こらないほど十分に備えているさま」になります。
「万全の備え」というのは、「完全な準備」を示しているのです。
「不備」という言葉には、「ある物事をするに当たって、完全には備えていない」といった意味合いがあります。
その意味から、「不備」と反対の意味を持っている反対語として「万全の備え」を挙げることができます。
まとめ
「不備」と反対の意味を持つ対義語は「完備」になります。
この記事では「不備」と「完備」の意味を解説して、「不備」を連想させる対義語(反対語)として「準備・常備・万全の備え」を紹介しました。
「不備」の対義語・反対語について詳しく知りたいときは、この記事を参考にしてください。
